コロナウイルスによる影響でライブハウス公演の開催が難しくなっている昨今ですが、
breakin’holidayは3月以降、ライブ公演の自粛を行い、
4か月ぶりとなる公演を、7月24日(金・祝) 渋谷rex様にて行いました。
7月24日(金・祝)は東京オリンピックの開会式の日で、それに合わせて抑えた日程でしたが、
残念ながら東京オリンピックは延期となってしまいましたが、
お客様、そしてライブハウスさんのご協力のもと、徹底した感染対策を行い、breakin’holidayは無事ライブを開催することができました。
今回はそちらのレポートを掲載いたします。
お客様はフェイスガード+マスクを着用。
コロナ時代の公演にはフェイスガードが必須。
ということで、breakin’holidayは公演中、お客様にずっとフェイスガードを付けていただく、という方針で公演を行うことといたしました。
女性のお客様の多いジャンルですので、ヘアスタイルの崩れなどがないよう、着用しやすいメガネタイプのフェイスガードを用意。
透明度はとても高く、視界はクリアーでした。
ご持参されたフェイスガードを着用しているお客様も見受けられました。
また、ガイドライン上ではフェイスガード着用の場合はマスク着用なしでも大丈夫とのことでしたが、
マスクの着用も推奨したところ、お客様はほぼ全員フェイスガード+マスクを着用して下さいました。
オリジナルのイベントロゴ入りのマスクをグッズとして販売も行い、お客様が身に着けている姿も。
スタッフもフェイスガード/マスク共に着用をいたしました。
その他の公演前の準備。
公演前には、イベント、公演に合わせ、感染対策ガイドラインを用意いたしました。
事前にタイムテーブルなども掲示し、お客様のご協力のもと、徹底した感染防止に努めました。
楽屋もソーシャルディスタンス。
渋谷rexさんの楽屋は、座席が全てブロックごとに区切られ、ソーシャルディスタンスの確保 及び 飛沫防止が徹底された状態でした。
感染対策に真摯に取り組むライブハウスさんの姿勢がひしひしと伝わってくる内装状態でした。
楽屋でもメンバーはメイク時間以外はフェイスガード、マスクの着用を、本番直前まで行いました。
ビジュアル系というジャンル上、お化粧を行う際はフェイスガードを外すこととなりますが、メイクさんにもフェイスガードを着用していただき、またメイク用品はメンバーごとに分けたものを使用。
メンバーは本番直前にフェイスガードを外し、集合写真撮影を行い、そのまま公演本番を行いました。
いつも公演日のメンバーの食事は楽屋ですが、今回は食事も楽屋では行わず、
ライブハウスに滞在する時間を極力短くすることにより、感染防止を図りました。
ライブハウススタッフさん 及び バンドスタッフは基本楽屋には入らず、
公演前の楽屋にはメンバーとメイクさんのみがいる状態とし、ソーシャルディスタンスの確保に努めました。
お花も楽屋花のみ。
ビジュアル系の公演では、お客様から演者にスタンド花が贈られる文化がありますが、
不特定多数の触れる可能性のあるスタンド花は今回はなしとし、楽屋花のみを頂きました。
とてもきれいなお花を、ありがとうございました。
入場時の感染対策
入場時間を設定し、整理番号ごとに集合時間を決め、入場を行いました。
集合時点で、お客様のマスクの着用率は100%でした。
入口で検温と、手指のアルコール消毒を行い、フェイスガードを着用し、会場内に入場していただきました。
ソーシャルディスタンスの確保をしたライブ公演。
ライブ中はステージ上から客席まで2mの距離をとり、演者はフェイスガードの着用はなし。
各パートの立ち位置もソーシャルディスタンスの確保を行っています。
お客様、スタッフは、ライブ中もフェイスガード+マスクを着用。
お客様の立ち位置には、養生テープでマーキング。
モザイクをかけているためわかりにくいですが、1人あたりの間隔はソーシャルキャパ50人のところに養生でマーキングをしており、ソーシャルディスタンスの確保が行われている状態です。
お客様による公演中の声援や大きなアクションは控えていただき、
腕を上にあげたりするアクションによる、ジェスチャーでの応援をしていただきました。
撮影会(特典会)について
ソーシャルディスタンスの確保と、感染防止を考慮した上での撮影会も行いました。
今回はこのようなブースを、2つに分けて用意。
使い方は、
左側ブースはマスクブース。
間をビニールシートで隔ててあり、後列は1メートル以上の距離を取って立ちます。
右側のブースはフェスガードブース。
全員フェイスガードを着用した状態で撮影を行います。
お客さまの希望に沿ってブースの使い分けを行いましたが、圧倒的に右側のブース(フェスガードブース)の方が人気でした。
本公演ではこのように撮影会をおこないましたが、ライブハウスさんのガイドラインにより、都度変更して行って参ります。
公演を終えて。
今回の公演を終えたお客様には、
「意外とフェイスガードは邪魔にならなかった」との感想をいただきました。
ライブハウスさんからも”新しい公演の形”として、激励の言葉をいただきました。
このような時期の公演にご協力をいただき、誠にありがとうございました。
改善点として挙げられること。
政府からライブハウスさんへの再指導もあった関係で、次回の公演はより徹底した感染対策に努めて参ります。
物販時の、スタッフとの対面での口頭での受け答えは、感染のリスクが考えられますため、
次回からは物販の購入は専用用紙に記入していただき、
スタッフとお客様の会話はない状態で、購入をできるようにいたします。
物販スペースでは、フェイスガードを着用したスタッフとお客様同士での受け答えは、音が遮られ、聞こえづらいという点もありましたため、
必要に応じて筆談などの手段を取れるようにいたしますが、
基本的には、次回公演より当バンドスタッフは、会場内で必要最低限の言葉以外を発することを禁止とし、
このようにバンド側で行える対策を全て徹底し、真摯に対応して参ります。
そのためスタッフは、整列案内時など以外は、言葉を発さないことを徹底いたしますため、
物販に関する疑問点などは、事前にHPに掲載した説明文章をお読みいただくことに、ご協力をお願いいたします。
また、次回よりイベント時も整理番号を厳守しての整列を徹底し、
お客様の会場内への滞在時間を極力短くすることを努めて参りますため、
撮影会・サイン会時の整理番号順の整列のご協力をお願いします。
整理番号順でない場合、無効となる場合もございますため、このような時期ですので、どうかご協力のほど、よろしくお願いいたします。
編集後記
当公演を行うにあたり、事前調査とし、
いくつかのジャンルの公演を見に、いくつかのライブハウスに足を運びましたが、(短時間・感染対策を徹底致しました。)
ビジュアル系関連のライブハウス 及び 公演は、トップクラスに対策を取っていることを感じました。
バンド系以外の特典会が中心となる他ジャンル公演などは、メンバーの人数的に対策が取りづらいことも多いようで、
ソーシャルディスタンスの確保が難しい状況や、ビニールシートスタンドの確保が難しい中、公演・特典会を行うケースもあるようです。
しかし今回公演を開催し、各ジャンル様々な事情がある中で、皆可能な範囲での対策を取りながら公演を行う努力をしている現状を、改めて痛感いたしました。
また、お客様全員がフェイスガードを着用した状態の公演も珍しいようですが、
breakin’holidayでは少しでも徹底した感染対策のため、フェイスガード着用でのライブ公演を、当面は続けていく予定となっております。
このような時期で、従来の楽しみ方を提供できないことは心苦しく感じておりますが、
今の情勢に合った楽しさをお届けできるよう、breakin’holidayは今後も音楽・公演共に精進して参ります。
この度は感染対策にご協力いただき、ありがとうございました。
今後ともbreakin’holidayをどうぞよろしくお願いいたします